一昔前、個人が利用する損害保険といえば、知り合いに勧められて付き合いで加入するものや、損害保険の販売店に勧められるままに加入するものといった雰囲気でした。
ですが現在、消費者の見る目は厳しくなり、保険の知識も豊富になってきています。これはインターネットの普及もあいまって、自分に必要な保険を、自分に必要なだけ選べるようになったからというのが大きく影響しています。ですがそしてそうした消費者を試すかのように、次々と新しい損害保険商品が登場し、どんなときに、どんな損害保険がリスクをカバーしてくれるものなのか、分からなくなってしまうこともあります。実際に損害保険は、不払い問題が起きたこともあり、実際に加入している人で合っても、自分がどんなときにどんなケガをしたときに障害保険が支払われるのか、海外旅行保険やゴルファー保険などは、どの時点からいつの時点まで保険期間が続くのか、良く理解もせずに契約していたためでもあります。消費者側こそ、学ぶことを怠ってはいけないのです。幸い、といってはなんですが、インターネットで申し込みができる場合は、販売者の方に色々なオプションを勧められることもないですし、顔の見えない相手ですから、翌年違う保険会社に移るのも、義理人情が絡まずに簡単にできるのです。近年保険を見直す人が増えているのは、損害保険に対する認識が、かわりつつあるのかもしれません。
ですが、このように知識を持った人が増えてくると、やはりこれまで人任せにしていた損害保険についての知識を、これから学ぼうと言う人も益々増えてきます。ところがこの損害保険、簡単なようで以外に難しく、誤解されている面も多いものです。このホームページは損害保険の基礎知識ばかりを集めてあります。難しい言葉などはなるべく使わずに説明しているつもりですので、これから損害保険について情報を集めようとしている人向けのホームページになっていると思います。これからこのサイトで紹介していくのは、損害保険の仕組みや法律、それから損害保険の種類など、本当に基礎的なことばかりです。自分に、自分の家族に、自分の生活にどんな損害保険が必要なのか、勉強を始める前に、このホームページをのぞいてもらえたらと思います。